WEB文章の基本形は、「リード・コンテンツ・締め」の三部構成

WEB文章の基本の構成を知ろう!

 

ここでは、WEB文章で用いられる一番ポピュラーな文章構成を紹介したいと思います。
基本形を覚えておくことで、記事作成のスピードもアップするため、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

「リード・コンテンツ・締め」が基本形

WEB文章では、導入部である「リード部分」から始まり、「コンテンツの中核部分」、「まとめ(総括)の部分」の3部で構成されることが多いです。
導入する各章の特徴について、箇条書きで説明したいと思います。

 

 

【3部構成、各章の特徴】
「リード部分」
記事の要点(伝えたいこと)が分かるような内容の文章を導入します。
ある程度具体的な内容を紹介しつつも少し謎を残すことで、ユーザーをコンテンツへ誘導するのがセオリーです。

文字数は、大体200文字~250文字以内でまとめるとすっきりします。
なお、リード部分には、SEO対策として関連キーワードを1~2回挿入した方がいいでしょう。

 

「コンテンツの中核部分」
リードの概要を具体的に説明するパートです。
紹介したい情報を、中見出し、小見出し、箇条書きを用いながら、分かりやすく具体的に記述していきます。

 

「まとめ(総括・結論)の部分」
コンテンツをまとめて筆者独自の意見を入れて話を締めたり、コンテンツの説得性を上げるための資料を紹介したりするパートです。
記事の最後の文章になり、その直下に誘導リンクが置かれることが多いので、ユーザーを誘導する文章を挿入することもあります。

 

基本は、これら3つのパートで記事を作成していけばいいと思います。
ただし、この構成が絶対というわけではないので、文章作成に慣れたら記事に合った構成を考えるといいでしょう。

 

 

起承転結は使えないのか?

起承転結は、文章を綺麗な流れにするのに必要不可欠な構成です。
ただ、起承転結は、ただ単に4つに文章を分けるというわけではないと考えています。
それは、3部構成にも起承転結の流れを汲んで記事を書くこともあるからです。

 

例えば、3部構成では尻すぼみの展開になりがちな「まとめ(総括・結論)の部分」に、逆説や意外性のある情報「転」を導入しつつ、締めまでユーザーを導入する。
こういう方法もあると思います。

 

つまり、3部構成の文章でも、起承転結の流れは必要なのだということです。
参考のひとつにしていただければと思います。

 

 

WEB特有の逆三角形文章構成とは?

最後にWEB文章でよく使われている逆三角形の文章構成について説明したいと思います。

 

逆三角形の文章とは、需要のある内容をトップに持ってきて、見出しやリードの文章をパッと見ただけで分かるよう表現した文章技法のことです。
新聞やインターネットニュースなんかは、この書き方を使っており、見出しにセンセーショナルかつ具体的な数字・内容を導入し、リードに起きた事件や政治ニュースの概要を記述しています。

 

新聞を読む人は、見出しと冒頭の文章をざっと読んだだけで、内容を把握することができるのです。
さらに詳しく内容を知りたい人だけ、続きを読み進めていく仕組みになっています。

 

WEB文章もユーザーのフットワークが軽いのと、WEBページの上下スクロールのせいで下部の文章が読まれにくいという問題で、冒頭の文章を読んだだけで大体内容を把握できるような、逆三角形の構成にすることも多いです。

 

 

 

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