話題の膨らませ方
話題を膨らませてオリジナルの記事を作る方法
文章はテーマを深く掘り下げたり広げたりすることで、いくらでも話題を膨らませることができます。
そこで、ここでは一つのテーマから、それに関連する話を抽出して記事にする方法を紹介いたします。
ひとつのテーマから深まり、そして広がる話題
【切り口を変えて別の記事にする】
文章は、切り口を変えることで、同じ題材でもまったく違った内容のストーリーが完成します。
例えば映画の話。
ゾンビの男の子が恋をするという、一風変わった映画「ウォーム・ボディーズ」が、2013年9月に公開されました。
内容は、人間的思考が残ったゾンビの青年が、生き残りの人間の女性と恋に落ちる姿を描いていています。
これまでのゾンビ映画では、ゾンビは人間に襲い掛かってくるだけのモンスター的な扱いばかりでしたし、アクション要素が強いものが多かったですが、この作品の内容はどう見てもラブコメディー。
現在、有料動画配信サイトの「hulu」でも公開していると思います。
「腐った死肉」が恋をするというのは、まったくもって斬新な発想であり、いい切り口だと感じました。
映画だけではなくWEBの文章でも視点を変えて考えることで、一つのタイトルから色々な切り口が生まれます。
「光あるところに影」「正義あるところに悪」といったように物事の対極を常に考えていく練習をすると、文章スキルの幅が広がるかもしれません。
【テーマを一段掘り下げる】
テーマはスポットを当てて掘り下げることで、新鮮な題材が見つかります。
例えば「美肌ケア」に関する記事を書く場合、美肌ケア全般について書こうとすると、他の人が作ったサイトと同じような記事になってしまい、面白味がありません。
そこで、「美肌ケア」に関する情報に部分的なスポットを当てて、そこから掘り下げていきます。
美肌ケアに関連する情報は、ヒアルロン酸や大豆イソフラボンなどの成分や、紫外線対策や保湿対策、美容整形に関する情報など、取り上げるテーマがたくさん存在します。
そこから一つを選び、掘り下げて調べます。
例えばヒアルロン酸に注目した場合、ヒアルロン酸の効果がどのように美肌に結びつくのかを詳しく解説してあげたり、どのような食事をとればヒアルロン酸を補給できるのか?など。
テーマを掘り下げれば、取り上げることができる話題は無限大です。
まずは、タイトルから連想できるキーワードを抽出し、どれか一つにスポットを当てて、それに関連する情報を詳しく調べてみましょう。
事実記事だけでは味気無い文章に。独自の意見を入れて「味」をつけよう
テーマに関する事実情報だけを書いても、文章に味が生まれません。
記事作成者独自の体験談や、知人からの話や取材で仕入れた話題、筆者独自の意見をその事実記事に絡めて紹介するのも、読ませる文章を作るための一つの方法です。
そうすることで、記事にオリジナリティが生まれ人間味が加わりますので、読み手からすると文章が柔らかくなり読みやすくなる効果があります。
これまで長文を書くのが苦手だった人は、恐らく事実情報だけをすべて出し切ってしまい、書くことが無くなったのではないでしょうか?
そうだとしたら、まずは事実情報に自分の意見などを導入して、記事の話題を膨らませてみましょう。