箇条書きを用いて読みやすくする

箇条書きを用いると、長い文章も読みやすく仕上がります。
読み手に要点が伝わりやすく、記事文章を書く側も長文を繋げる必要がないため、非常に書きやすい方法だといえます。
では、どのように導入するのか?ここでは箇条書きの使い方について説明いたします。

 

 

要点を箇条書きで分ける

長い解説文を一本調子で書いてしまうと、結局何が言いたいのかが伝わりにくくなってしまいます。
ですので、要点が複数ある場合は、箇条書きに分けて記事文章を作成しましょう。

例えば、「食べながら痩せるダイエット3つの方法」というタイトルの記事を書く場合。
「3つの方法」が、この記事の要点になると思います。

 

仮に3つの方法を「有酸素運動」「筋肉トレーニング」「野菜食」といったような内容にするのであれば、それぞれを小見出しに分けて箇条書きをすると、読み手に伝わりやすいです。

 

例)【箇条書きの仕方】

・有酸素運動で脂肪を燃焼

小見出しの内容を具体的に説明する文章

・筋肉トレーニングで代謝機能を向上

小見出しの内容を具体的に説明する文章

・野菜食でカロリーダウン

小見出しの内容を具体的に説明する文章

 

 

このような感じで、文頭に中点「・」を入れて小見出しを付け、要点別に具体的な説明文を入れてあげると記事文章がスッキリします。

 

なお、小見出しを付けずにそのまま説明文を書くこともあります。
むしろ、小見出しのある箇条書きは不自然だという理論もありますが、結局WEB文章はぱっと見わかりやすいのが一番です。

小見出しがあると、ユーザーが画面をさっとスクロールするだけで、内容がわかります。

ですから、箇条書きに小見出しをつけるかどうかの判断は、書いてみて見やすいほうに決めればいいでしょう。

 

 

箇条書きを使いすぎると・・・

箇条書きを用いると、記事がスッキリ読みやすくなるとここで説明しましたが、難点もあります。
それは、文章に抑揚がなくなるということです。

箇条書きをあまり活用しすぎると、文のリズムが単調になり読んでいて退屈な印象を受ける記事になることがあります。

 

ちょっと説明し難いですが、ネット上の記事で、箇条書きでノウハウを伝えているようなWEB記事を見てみると、なんとなくその理由がわかるかもしれません。

読み手が「うんうん、なるほど!」と感情移入をしにくい浅い文章が多くないでしょうか?

 

そういった記事は、最後まで読む動機が用意されていないため、お得意のユーザーがつきにくいのです。

ですから、箇条書きは文章全体に使うのではなく、あくまでも要点をユーザーに伝えるため部分的に用いることが大事だといえます。

 

 

WEB文章は基本読まれにくい!?

お金を出して買われる雑誌や本のような紙媒体の記事文章と違って、インターネットで検索して無料で読むことができるWEB媒体の記事文章は、基本的にユーザーに読まれにくいです。
せっかく検索エンジンから訪れても、サイトが「見にくいな」と感じたら、クリックひとつですぐにいなくなってしまいます。

 

ですから、WEBサイトのデザインを印象深いものにしたり、読みやすい文章構成を考え、ユーザーの関心を惹きそうな企画を練る。
訪れた人ができるだけ読んでくれる内容を考え、お気に入りに登録してくれるようなコンテンツを作り上げないといけません。

 

記事文章に箇条書きを用いて見やすくするのも、ユーザーが逃げないためのそんな対策の一環なのです。

 

 

 

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