記事文章の「品質」と書く「スピード」の両方を維持する方法
記事作成で、品質とスピードの両方を維持するには?
記事作成には、書く内容のクオリティとスピードが要求されます。
綺麗な文章が書けても完成までに時間が掛かりすぎるようでは厳しいですし、速いけれど記事内容が薄いのも良くありません。
品質とスピードの両方を維持しながら書くには、予め文章の「雛形」を作っておくと便利です。
ここでは、簡単な文章構成例を挙げていますので、参考にしてみてください。
1センテンスで使える文章組み立て法
見出し(センテンス)の中の文章は、一つのテーマに絞って話を進めていくのが普通です。
それを踏まえて、簡単な文章の組み立て方としては、以下のような三段論法が使えます。
【三段論法】
1、主題・主張……そのセンテンスで一番伝えたいことを、冒頭に記述します。
2、説明・根拠の提示……主題や主張を裏付ける根拠を示したり、仕入れた参考資料を基に具体的な説明を行います。
3、結論・まとめ……文章の締めくくりです。説明した根拠について作者から見た感想を書いたりして話をまとめます。内容によっては単文で終わっても大丈夫でしょう。
2番の説明や根拠の提示は、文章量が多くなると思います。
そこにも三段論法を文章雛形として活用するといいです。
三段論法の中に三段論法があるといった、入れ子の状態ですね。
このように、文章の組み立て方を決めておくことで断然書きやすくなりますし、文章のつじつまも合いやすくなります。
文章作成は経験を積むとスピードが遅くなる!?
長年文章を書いていると、書こうと思ってもタイピングが進まずに、全然書けなくなる時期があります。
書いては、やり直し、書いては、やり直しを繰り返すことで、1つの記事を書くだけで何時間も掛かってしまうのです。
文章を書くのにある程度慣れてくると、「この文章なんかおかしいな?」と、書いている途中で気づくようになるでしょう。
しかし、それが書くスピードを遅くしている一番の理由。
文章を推敲(手直し)しながら書いてしまっているのです。
書くことと考えることを同時にやると、当然書くだけよりもスピードが遅くなります。
労力が二倍になっているのですから。
さらに、考えながら書いているとかなり疲れるので、一日に書き上げる記事のボリュームは、おのずと少なくなってしまうでしょう。
「考える」と「書く」を別々に行う方法
基本的に、推敲しながら書くのはあまりお勧めできません。
いくら入念に手直ししながら書いても、時間を置いて見直しをしてみると案外良くなっていないことが多いのです。
まずは、内容を考える。書く時には一気に吐き出す。そして、時間を置いて見直しを行います。
【内容を考える際に、冒頭と結論を先に書く】
文章中核に書く具体的な解説は後回しで、先にリード文、見出しの中の冒頭文、結論を書いてしまいましょう。
そうすることで、文章の流れが決まります。
「ここではこれを伝える。そして最後はこうまとめる」など、この段階では、リードや見出し内の文章で伝えたい内容を、細かく考えながら簡単に書いていきます。
ぶっちゃけ、文章は、具体的な説明の部分よりも、書き出し部分(冒頭文)と結論部分を書くのが難しいです。
そこを先に書いてしまえば後は楽ということ。
例)
冒頭→ダイエットは筋肉トレーニングだけやっても痩せるのか?実際に試してみた。
結論→開始から6か月間でなんと○○Kgのダイエットに成功した。チャレンジしてみて良かったと思う。
この2つの文が決まれば、後は、具体的な説明として本文に、結論までの過程や筋肉トレーニングダイエットの効果を書くだけです。
人によって文の書き方は色々あると思いますが、一つの方法として紹介しました。