文章を締める時のコツ

記事の結論は、読む人を意識して書きます。

 

読む人が情報を混乱させないようにするのが、解説文の結論の付け方―――。

読む人を混乱させるのが、物語の結論の付け方―――。

 

 

記事の「結論」が持つ役割とは? 

記事の結論の書き方は、文章のタイプによって変わります。

 

例えば解説文の場合―――。

 

結論には散らかった議論を1本にまとめた内容を書きます。

読み手が記事の内容を素早く整理するための手助けを最後にしてあげるのです。

 

小説のように意味深で遠回しな終わり方をする必要は無く、率直で簡潔なまとめ方をした方が読み手には伝わりやすいでしょう。

 

小説の場合―――。

 

小説のように、起承転結でストーリーを展開していく文章の場合は、結論に「オチ」をつけることが多いです。

結論部分には、物語の集大成ともいえる内容を書き、読み手の心に衝撃を残します。

後味が悪くなるか?良くなるか?または、尻すぼみにつまらなくなるか?続編が見たくなるかは?結論の書き方にかかっているのかもしれません。

 

 

高視聴率を記録したTVドラマ「半沢直樹(TBSテレビ)」のラストは衝撃的でした。

主人公が大和田常務の不正を暴いて土下座をさせるシーンは、「ありえね~」と思いながらも見事。

 

大和田がやった懲戒免職バリの不正を暴き、銀行を破滅から救った半沢は、頭取から呼び出しを受けた時に、出世をどことなく期待していました。

しかし、その結末は―――。

 

 

事実データを提示して読み手に考えを委ねる 

記事の最後に、参考資料を用いた事実データ等を紹介することもあります。

これは、本文で解説した「結果」に対して、より高い信憑性を与えるためのもの。

 

読む人は、その事実データがあることで、納得して読み終えることができます。

 

 

クライアント製品を訴求する場合の文の締め方

アフィリエイトで商品を紹介する場合、記事の最後に商品メリットを書いて、クライアントのページへ誘導することがあります。

 

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のような感じです。

 

このようなアフィリエイトリンクは、冒頭もしくは文末に入れることが多いですね。

その方が、誘導成功率が高くなります。

 

 

結論が必要な文章と要らない文章

結論が必要な文章というのは、内容に「テーマ」があるもの。

第三者に「伝える」という目的がある文章です。

 

そうでないもの、例えば趣味でなんとなく書いてる日記にはテーマが要りませんので、結論と呼べるような文章を無理に書く必要はないでしょう。

 

 

大事なのは、他人に呼びかける、伝える、イメージさせることです。

記事作成者は、それの手助けを「結論」でやります。

 

 

 

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